美濃 本郷城


お城のデータ
所在地 岐阜県揖斐郡池田町本郷北瀬古
遺 構 土塁、石垣、堀跡
形 式 平城 築城者: 土岐頼忠 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 本郷城は、縄張図によれば輪郭式縄張りの城で、方形の本丸、その外側に二の丸、それぞれの曲輪を堀によって囲まれていたが、今はその面影もない。本丸の一部と天守台と伝えられる櫓台の一部が城址公園となっていて、櫓台の上に石碑が建てられていた。

 案内板には、池田城・太郎ヶ城もあり、両城とも本郷城の出城であったと考えられる。尚、太郎ヶ城は現在の温知小学校付近にあった。


歴     史
 本郷城は、南北朝時代に美濃守護小島城主土岐頼清の子頼忠が築城した。明徳元年、明徳の乱によって土岐宗家が没落、代わって土岐頼忠が美濃守護となった。その後、土岐氏は頼忠の子頼益の時に川手城へと居城を移した。

 本郷城は、国枝為助が城主となり五代に渡って居城したが、6代政森は岐阜城主織田秀信に仕えていたため関ヶ原の戦いでは西軍に属した。このため、本郷城は東軍によって焼き払われてしまった。  


お城へのアクセス
鉄 道: 近鉄養老線美濃本郷駅〜徒歩約10分
 車 : 名神大垣IC〜国道258号線〜国道417号線
駐車場: 城址公園の無料駐車場を利用(約6台程度)


ひとくち MEMO
天守台と伝えられる櫓台の一部が城址公園となっているお城。

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