駿河 宝持院土居


お城のデータ
所在地 静岡県御殿場市東田中字沓間
遺 構 曲輪、土塁
形 式 居館 築城者: 大森氏頼 築城年代: 長禄2年


見 ど こ ろ
 宝持院土居は、大森氏頼が息女の菩提寺であったこともあり、大森氏の北駿支配の政所的な居館であったとか、元亀元年の深沢城攻めの陣城であったとも云われている。

 宝持院は、東西約250m×南北約150mの長方形をした敷地だ。寺の山門脇から南側の道路沿いに約150mに渡って土塁が残り、特に山門脇の土塁は隅櫓台と考えられている。寺の北側には土塁痕が僅かに残っている程度で、殆どの土塁は消滅していた。


歴     史
 宝持院は、長禄2年に小田原城主大森氏頼が息女の菩提を弔うためにこの地に再興したと云われている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR御殿場線御殿場駅〜バス/仲町
 車 : 東名御殿場IC〜国道138号線〜県道78号線
駐車場: 宝持院の参拝者用無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
大森氏頼が息女の菩提寺がその後陣城にもなった土居。

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