伊勢 市場城


お城のデータ
所在地 三重県四日市市市場町字的場
遺 構 曲輪、土塁、空堀、井戸
形 式 平山城 築城者: 朝倉詮真 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 市場城は、朝倉城とも呼ばれ、朝明川に面した南側が自然崖となった河岸段丘を利用して築かれている。市場地区の公会堂裏手にある墓地に続いて竹藪が広がっているが、この竹藪の中に市場城が隠れている。

 墓地の奥には土塁ある虎口から土橋を渡って主郭へ。主郭は、深い空堀と高々と築かれた土塁によって囲まれ、枡形虎口のある北側の虎口と東側の平虎口と2つの虎口を設け、東側が特に屏風折れの縄張りとなっている。竹藪の中で少々足下も悪いが、これだけ城の遺構がよく残っていれば、竹藪の中で少々足下も悪いことなど一向に気にならない。 


歴     史
 市場城は、築城年代は定かではないが、室町時代に保々西城主朝倉詮真によって保々西城の支城として築かれた。

  詳細な歴史は伝わっていないが、永禄11年に織田信長の北伊勢侵攻の際に、本城の保々西城も攻められ落城し、支城の市場城もこの時に落城したと考えられる。


お城へのアクセス
鉄 道: 三岐鉄道三岐線北勢中央公園口駅〜徒歩約10分
 車 : 東名阪道桑名IC〜県道63号線〜国道421号線〜県道14号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
竹藪の中に見事な空堀と土塁が残っているお城。

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