三河 岩津城


お城のデータ
所在地 愛知県岡崎市岩津町字東山
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 岩津城は、矢作川東岸の台地上に築かれた要害であった。岩津城主となった松平信光が、城の鎮守として勧進したのが岩津天神だ。本来は、岩津城のある城山と岩津天神とは地続きであったが、現在ではその間を東名高速が通り、山の一部が切り崩されている。

 岩津城は、私有地ということもあり、全くの未整備で雑木と竹林に覆われていが、雑木をかき分けて登ると、土塁・空堀の遺構を見ることが出来る。


歴     史
 岩津城は、築城年代や築城者については定かではない。応永28年に山間の松平郷の領主であった松平氏が3代信光が、中根大膳の居城岩津城を攻め落として松平氏の居城とした。

 三河平野の一角に拠点を築いた松平信光は、その後平野中央部へとその勢力を伸ばし、やがて安祥城を攻略して居を移す。その後も松平氏の重要な支城となり、松平一族が城主となるが、今川氏に属した天文年間に廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線岡崎駅〜バス/岩津天神口
 車 : 東名高速岡崎IC〜国道1号線〜国道248号線
駐車場: 岩津天満宮の参拝者用駐車場を利用


ひとくち MEMO
松平氏の三河平野部へ進出するための拠点となったお城。

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