岩代 大里城


お城のデータ
所在地 福島県岩瀬郡天栄村大里字向館
遺 構 曲輪、空堀
形 式 山城 築城者: 矢田野阿波守 築城年代: 天正年間


見 ど こ ろ
 大里城は、竜田川北側に突き出した半島状の丘陵を利用して築かれた城だ。国道294号線と県道282号線の交差点脇に大里城(別名:牛ヶ城)の案内板があり、武隈神社参道の階段を登ると城域となる。大里城は、最高所に本丸を置き、四段の曲輪を丘陵上に配して西端を堀切とした縄張りとなっていた。 


歴     史
 大里城は、天正年間に須賀川城主二階堂家の家臣矢田野阿波守によって築かれた。天正18年、二階堂氏旧臣矢田野氏らが大里城に籠もって伊達政宗に反旗を翻した。片倉景綱・石川昭光らの伊達勢に攻められたが落城せず、浅野長政の仲裁により伊達政宗は軍引いた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東北本線須賀川駅〜バス/西小屋
 車 : 東北道矢吹IC〜国道4号線〜県道55号線〜県道282号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
伊達政宗も落とせなかった堅固なお城。

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