武蔵 浄泉寺城


お城のデータ
所在地 東京都八王子市館町
遺 構 曲輪、土塁
形 式 丘城 築城者: 近藤助実 築城年代: 戦国時代


見 ど こ ろ
 浄泉寺城は、近藤出羽守屋敷・近藤砦とも呼ばれ、浄泉寺と御霊神社一帯に築かれていた。寺の境内は北に湯殿川が流れ、川に突き出すような丘陵舌状部先端に位置し、砦を築くには最適の地形となっている。

 寺の由緒書には土塁と空堀が残っているとのことであったが、案内板裏に僅かに土塁跡がのこるのみで、空堀はどこか確認することが出来なかった。


歴     史
 浄泉寺城は、戦国時代に近藤出羽守助実によって築かれた。助実は、北条氏照に仕え、下野国榎本城の城代を務めた。天正18年の小田原の役に際して、八王子城に入り中山家範・狩野一庵と共に中の丸の守備についていたが、豊臣方の上杉景勝・前田利家らの軍勢に攻められ、八王子城落城と共に討死した。


お城へのアクセス
鉄 道: 京王電鉄高尾線狭間駅〜徒歩約10分
 車 : 圏央道高尾IC〜都道46号線〜都道173号線
駐車場: 浄泉寺城の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
北条氏照の家臣近藤助実の居城。

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