上総 貝淵陣屋(桜井陣屋)


お城のデータ
所在地 千葉県木更津市貝渕3丁目
遺 構 なし
形 式 陣屋 築城者: 林 忠英 築城年代: 文政8年


見 ど こ ろ
 貝淵陣屋は、貝淵2丁目の市街地の一角に石碑と案内板が立てられているだけで陣屋の遺構などは全く残っていない。


歴     史
 貝淵陣屋は、文政8年に林忠英によって築かれた。文政8年、若年寄に昇進した忠英は3千石を加増されて1万石を領し、大名に列せられた。11代将軍家斉の寵臣で信任厚く、その後8千石を更に加増された。天保12年、家斉の死去に伴い職を免じられ、更に8千石の加増分を収公され隠居を命じられた。嘉永3年、2代忠旭は真武根陣屋を築いて移り、陣屋は廃された。

 慶応4年、徳川家達の駿河移封に伴い、駿河小島1万石を領していた松平信敏が上総周准郡に移ったが、明治2年に貝淵に陣屋を移して桜井陣屋と称した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR内房線木更津駅〜バス/貝淵
 車 : 東京湾アクアライン連絡道袖ヶ浦IC〜国道16号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
将軍家斉の寵臣林忠英が築いた陣屋。

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