常陸 金上城


お城のデータ
所在地 茨城県ひたちなか市金上字登城
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 平城 築城者: 金上明成 築城年代: 寛治3年


見 ど こ ろ
( 二の曲輪北側の土塁 )
 金上城は、金上館とも呼ばれて那珂川左岸に位置する金上台地南縁部が浸食谷によって半島状になった地形の先端部を利用して築かれている。現在は、熊野神社の境内なっている。

 金上城の縄張りは熊野神社本殿が建つ一帯が二の曲輪で、約70m四方の広さがあり東側から北側に土塁がよく残っている。二の曲輪の南側に堀切を隔てて一の曲輪があり、一の曲輪内部は雑木に覆われているが北面と南面に土塁が残っていた。


歴     史
 金上城は、寛治3年に金上明成によって築かれたと伝えられている。天正18年、佐竹義重・義宣父子が水戸城の江戸重通を攻め滅ぼした際、江戸氏一族であった金上明直は武田原で佐竹勢と戦って討死して金上城も廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR常磐線勝田駅〜バス/金上ふれあいセンター
 車 : 東水戸道水戸南IC〜国道6号線〜県道63号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
神社境内の南側に深い堀切がよく残っているお城。

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