大隅 鹿屋城


お城のデータ
所在地 鹿児島県鹿屋市北田町
遺 構 曲輪、空堀
形 式 平山城 築城者: 津野氏 築城年代: 承久年間


見 ど こ ろ
 鹿屋城は、肝属川と下谷川とに挟まれ、鹿屋市街地へ突き出したような半島状台地に築かれ、地形を有効に利用して曲輪を配置した城だ。

 城山公園の駐車場が、湧き水を利用した大きな水堀があったところで、背後が中の城だ。本丸と中城の間は空堀で隔てられ、堀底道を通って今城・二の丸へと行く。今城からは市街地を一望できる。


歴     史
 鹿屋城は、「古城主由来記」に『島津久経時代津野四郎兵衛、鹿屋城主』とあることからだいたい鎌倉時代承久年間頃と思われる。もっとも津野氏の拠った鹿屋城というのがこの城址であったのか、また肝付氏一族萩原氏、鹿屋氏の居城であったのかはっきり断定できない。

 その後は鹿屋氏の居城となっている。鹿屋氏没落後天正8年から伊集院忠棟が15年間居城、文禄4年に都城に転封後は島津久信が一時居城、その後廃城となった。(現地案内板説明文より)


お城へのアクセス
鉄 道: JR指宿枕崎線南鹿児島駅〜南海便船(垂水港)〜バス/城山公園前
 車 : 東九州道国分IC〜国道220号線〜国道269号線
駐車場: 城山公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
自然地形を巧みに利用して曲輪を設けたお城。

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