羽後 唐松城


お城のデータ
所在地 秋田県大仙市協和境字唐松岳
遺 構 曲輪、堀切、畝状竪堀
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 唐松城は、唐松神社裏手にある通称唐松岳山頂に築かれている。麓にある『中世の館唐松城』(中世城館を模して建てられて観光施設)脇から山頂まで遊歩道が整備され、山頂部も唐松神社元宮の社殿があり、一応公園のように整備されている。

 城の縄張りは、元宮社殿の建てられているところが主郭で、南から東にかけての斜面を数段に削平して曲輪をもうけている。(この曲輪群は削平が甘くなだらかな斜面状態)

 城の遺構は、曲輪の他には社殿背後と西南の尾根筋との間に堀切がそれぞれ掘られ、また社殿西側には畝状竪堀の遺構がよく残っていた。


歴     史
( 中世の館唐松城の城門 )
 唐松城は、築城年代や築城者などは定かでないが、天正15年に湊城主安東愛季と角館城主戸沢盛安が戦った唐松野合戦では安東氏方の拠点となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR奥羽本線羽後境駅〜バス/寺前
 車 : 秋田道協和IC〜国道341号線
駐車場: 『中世の館唐松城』の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
主郭の裏に畝状竪堀の遺構が良く残るお城。

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