尾張 清洲城


お城のデータ
所在地 愛知県清須市一場字古城
遺 構 模擬天守
形 式 平城 築城者: 斯波義重 築城年代: 応永12年


見 ど こ ろ
 織田信長の居城、清洲城。この尾張の府城も名古屋城築城により、天守(清洲櫓)も移され、今では遺構は何も残っていない。

 清洲城は、五条川左岸に築かれていて、現在城の遺構を分断するようにJR東海道線が走っている。古城跡は清洲公園となっていて、織田信長の銅像も建っている。また、城跡の対岸(清洲城と異なる場所)に三層の模擬天守が建てられている。


歴     史
 清洲城は、応永12年頃に尾張守護斯波義重によって築城された。その後、慶長15年に名古屋城築城にともなう「清洲越し」が行われるまでの200年の長きに渡って尾張の府城であった。

 清洲城は、織田信長が城主となって以後、随時整備拡張が続けられ、天正10年になると織田信雄によって大天守・小天守が築かれ三重の堀もめぐらされた。

 織田信雄改易後、秀吉の時代には豊臣秀次・福島正則が城主となった。関ヶ原の戦功により福島正則が安芸広島に移され、家康の四男忠吉、ついで九男義直が城主となった。 


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線清洲駅、名鉄本線新清洲駅〜徒歩約15分
 車 : 東名阪道清洲東IC(下り)、清洲西IC(上り)〜県道67号線
駐車場: 清洲公園の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
名古屋城築城まで尾張の府城だったお城。

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