上野 真壁城

お城のデータ
所在地： 群馬県渋川市北橘町真壁字城山
遺　構： 曲輪、土塁、空堀
形　式： 丘城 築城者： 神谷三河守 築城年代： 天文年間


見　ど　こ　ろ
　真壁城は、利根川左岸に面して南北に伸びる小高い丘陵の頂上部を利用して築かれている。神谷氏が再興した桂昌寺の北側に位置する。

　城の縄張りは、南北約70m×東西約50mの単郭式の縄張りで、かつては屏風折れの土塁・横堀が囲繞していたようだが、現在は堀も埋められてゲイトボール場の北側に僅かに土塁や堀跡らしい遺構が残っているにすぎない。


歴　　　　　史
　真壁城は、天文年間に神谷氏によって築かれた。神谷三河守の名が伝わり、白井長尾氏の四天王に次ぐ重臣とされ、天正10年に桂昌寺を再興している。

　真壁城は、八崎城との繋ぎの城として白井城の支城として越後上杉氏の配下にあったが、その後、武田氏・北条氏に属していたが、天正18年に白井城と共に落城した。


お城へのアクセス
鉄　道： ＪＲ上越線渋川駅〜バス／板東橋東
　車　： 関越道渋川伊香保ＩＣ〜国道17号線〜県道159号線
駐車場： なし


ひとくち ＭＥＭＯ
八崎城との繋ぎの城として築かれた白井城の支城。

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