上野 森下城


お城のデータ
所在地 群馬県利根郡昭和村森下字寄居
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 崖端城 築城者: 森下三河守 築城年代: 永禄年間


見 ど こ ろ
 森下城は、片品川左岸の河岸崖を利用して築かれていた。城の縄張りは、片品川を背後の守りとして、南北に細長い主郭を取り囲むように空堀が巡らされ、更にその外側にコの字状に外曲輪と外堀が掘られていたと考えられている。

 主郭も長年に渡り片品川に削り取られて今に残る細長い曲輪となってしまったのだろう。僅かに県道沿いに土塁と堀の一部の遺構が残っている。近くには守将加藤丹後守の腹切石があった。


歴     史
 森下城は、永禄年間に森下三河守によって築かれたと云われている。天正8年に真田昌幸が東毛に進出した際に真田氏に臣従した。天正10年、長井坂城を攻略した北条氏邦は、猪俣・須田両将に森下城を攻略させ、守将加藤丹後守は自刃した。その後、森下城は北条氏の沼田城攻略の拠点となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR上越線岩本駅〜徒歩約40分
 車 : 関越道昭和IC〜県道65号線〜県道256号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
北条氏が沼田城攻略の拠点としたお城。

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