信濃 久米ヶ城



お城のデータ
所在地 長野県飯田市久米
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 小笠原貞宗 築城年代: 貞和年間


見 ど こ ろ
 久米ヶ城は、独立丘の城山山頂に築かれた城で、現在は城山公園となっている。360度遮るものはなく、伊那谷から中央・南アルプスの山々が一望できる。観光協会が「信州サンセットポイント」として一押ししている。

 久米ヶ城の縄張りは、二段に分かれた本丸が最高所に置かれ物見櫓が建てられている。本丸から北西と北・南の支尾根に曲輪群が配され、北の尾根筋へと遊歩道を降りると二重の堀切が出迎えてくれる。本丸から堀切を隔てて主尾根に二の丸(城山荘)・三の丸が並び、三の丸にも浅くなっているが堀切と土塁の遺構が残っていた。
  


歴     史
 久米ヶ城は、貞和年間に松尾城主小笠原貞宗の弟貞長が築城した。その後、戦国時代中期まで9代200年に渡って小笠原氏が在城し、東平の麦種城、西平の城山を支城としていた。 


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線飯田駅〜タクシー
 車 : 中央道飯田IC〜国道153号線〜県道234号線
駐車場: 城山公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
中央・南アルプスを一望できるお城。

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