遠江 草ヶ谷館


お城のデータ
所在地 静岡県周智郡森町草ヶ谷字陣屋敷
遺 構 曲輪、土塁
形 式 居館 築城者: 武藤氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 草ヶ谷館は、新東名遠州森町PA北側に位置する舌状丘陵の先端部に築かれている。敷地の三方が自然の切岸となっていて、南に街道が通り、この地を治めた豪族が居館を構えるのには最適の地形だ。現在は民家敷地となっているが、敷地の北側に東西に約30m程の土塁が残っていた。


歴     史
 草ヶ谷館は、天文14年に武藤氏によって築かれた。享禄4年に武藤用定が一宮荘の代官職を幕府から与えられ、草ヶ谷城を築いてその麓に居館を築いた。

 戦国時代に居館跡に香勝寺を建立して新たに居館を築いて移り、永禄11年に武藤氏定は武田信玄が駿河・遠江へへと侵攻すると武田方に与し、小国一宮社の前山に一宮城を築城した。


お城へのアクセス
鉄 道: 天竜浜名湖鉄道森町病院前駅〜徒歩約10分
 車 : 新東名遠州森町SIC〜県道40号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
一宮荘を支配した代官武藤氏の居館。

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