伊予 松葉城


お城のデータ
所在地 愛媛県西予市宇和町下松葉
遺 構 曲輪、空堀、土塁、井戸
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 松葉城は、宇和盆地東部に半島状に突き出した尾根に築かれた城だ。背後の丘陵尾根筋を空堀で断ち切り、丘陵先端に向けて本丸・二の丸・三の丸を配した縄張りとなってる。あいにく訪れたたとき、黒瀬城下城後、雨模様となり登城口まで行ったものの、傘を差しての登城まで出来ず撤退。 


歴     史
 松葉城は、築城年代や築城者については定かでない。鎌倉時代の嘉禎2年に西園寺公経が宇和荘を領し、その後永和2年に西園寺公良が松葉城へ下向し、その後西園寺氏歴代の居城となった。

 戦国時代、風雲急を告げる時勢となると、19代西園寺実充は黒瀬城を築いて居城を移し、20代公広は天正13年の豊臣秀吉の四国征伐では戦わずして軍門に降り、その後戸田勝隆によって謀殺され西園寺氏は滅亡した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR予讃線卯之町駅〜バス/下松葉
 車 : 松山道西予宇和IC〜国道56号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
戦国大名西園寺氏初期の本城。

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