三河 石田城


お城のデータ
所在地 愛知県新城市石田字西金国
遺 構 曲輪、土塁、堀
形 式 平城 築城者: 片桐一長 築城年代: 天正18年


見 ど こ ろ
 石田城は、豊川と野田川の合流に位置し、南と西が河岸崖となっている地形を利用して築かれている。 

 基本的には方形単郭の縄張りで、河岸崖に面していない東から北にかけて堀が巡らされていている。虎口は北に向かって開かれ、郭内には堀に沿って分厚い土塁が良く残っている。この東側の土塁上に標柱が立てられていた。


歴     史
 石田城は、天正18年頃に吉田城主池田輝政の家老片桐一長によって築かれた。一長は上野宮崎へと移った奥平信昌の築いた新城城へ入り、別途石田城を築いている。

 慶長2年に一長が没し、養子長政(輝政の弟)が遺領を継いで城主となるが、慶長5年の関ヶ原の後播磨赤穂へと移り、石田城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線新城駅〜バス/石田
 車 : 新東名新城IC〜国道151号線〜県道301号線
駐車場: 泉蔵寺の参拝者用無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
池田輝政の家老片桐氏の居城となったお城。

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