播磨 三草陣屋


お城のデータ
所在地 兵庫県加東市上三草字陣屋内
遺 構 なし
形 式 陣屋 築城者: 丹羽薫氏 築城年代: 寛保2年


見 ど こ ろ
 源平の合戦で源義経が、三草山西の山口に陣取る平資盛を夜討ちで破った三草山の南、三草川を自然の堀として陣屋が築かれていた。

 陣屋跡は、近代的なやしろ国際学習塾が建てられて、玄関脇に陣屋跡の碑があった。この学習塾の北側には三草藩家臣の武家屋敷が残り、何となくここ辺りに陣屋あった名残が僅かに残っている。 


歴     史
 元文4年、越後頸城郡高柳領主丹羽薫氏が大坂定番に任じられ、所領を美作・河内の内で1万石に移された。寛保2年に播磨加東郡他に所領替えになり、加東郡上三草に陣屋を構えた。

 三草藩主丹羽氏は、戦国時代尾張岩崎城主で小牧・長久手の戦いでは丹羽氏次・氏重兄弟が戦功のあった徳川譜代大名。薫氏以後代々江戸定府大名であったが、大坂定番や大番頭等の幕府役職に就いた。


お城へのアクセス
鉄 道: 神戸電鉄粟生線小野駅〜バス/三草橋
 車 : 中国道滝野社IC〜県道17号線〜国道372号線
駐車場: やしろ国際学習塾の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
僅かに残る武家屋敷が陣屋脇に往事の姿をとどめている。

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