山城 二条古城


お城のデータ
所在地 京都府京都市上京区武衛陣町
遺 構 石垣(移築)
形 式 平城 築城者: 織田信長 築城年代: 永禄12年


見 ど こ ろ
 足利義昭の居城二条城は、現在の京都御所の西側にある平安女子学院の校舎敷地が本丸跡で、北は出水通り・西は新町通り、南は丸太町通りから北に約50m程上がったライン、そして東側は烏丸通りを越えて現在の京都御所内間の町口の所まであり結構広い。この地は足利義輝の近衛御所のあったところとか。

 地下鉄烏丸線の工事の際に出土した石垣は、その多くは埋め戻されたが二条城に一部移されて保存されている。尚、平安女子大学の北側の交差点隅に二条古城の城石碑と案内板が建てられている。 


歴     史
 二条古城は、永禄12年に織田信長によって将軍足利義昭の居所として築かれた。永禄11年に足利義昭を奉じて上洛し、義昭が15代将軍に就く。信長は、新将軍の居城二条城を僅か2ヶ月の短期間に築城された。

 天正元年に将軍足利義昭は、槇島城で信長に対して挙兵して敗れ、追放されて室町幕府は滅亡する。義昭の居城であった二条城が信長の命により僅か4年にて廃城となった。  


お城へのアクセス
鉄 道: 京都市営地下鉄烏丸線丸太町駅〜徒歩約10分
 車 : 名神高速京都南IC〜国道1号線〜国道367号線(烏丸通り)
駐車場: なし


ひとくち MEMO
将軍足利義昭の居城として築かれたお城。

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