大隅 西原城


お城のデータ
所在地 鹿児島県鹿屋市輝北町上百引字一番郷
遺 構 曲輪、空堀
形 式 山城 築城者: 図師祐貞 築城年代: 養和元年


見 ど こ ろ
 西原城は、輝北町役場西側にある城山山頂に築かれた城だ。縄張りは、本丸・二の丸・腰曲輪が城山山頂部にあり、今は城山公園への登る道路が本丸と二の丸を隔てる空堀となっている。

 今は、城山公園となっていて綺麗に整備されていて、二の丸の一角に図師氏の五輪塔・相輪塔が残っていた。


歴     史
 西原城は、養和元年に図師祐貞によって築かれた。以後、図師氏は19代に渡って居城していて文禄4年まで城主であった。永禄元年に庄内北郷氏に攻められたが、狼煙を上げ高山城に急を告げ、肝付氏の援軍により北郷氏を打ち破った。

 明治10年の西南戦争では官軍が城山に陣を張り、薩軍の奇襲を受け大敗した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR日豊本線国分駅〜バス/中平房
 車 : 東九州道国分IC〜国道10号線〜国道504号線
駐車場: なし。(直接公園内に乗り入れるしかない)


ひとくち MEMO
19代も一土豪の居城として続いたお城。

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