三河 西広瀬城


お城のデータ
所在地 愛知県豊田市西広瀬町字西前
遺 構 曲輪、土塁、井戸、堀切
形 式 山城 築城者: 織田氏 築城年代: 天文年間


見 ど こ ろ
 西広瀬城は、三河広瀬駅から広梅橋を渡った西広瀬町の西広瀬小学校と透成保育園北側の丘陵に築かれている。

 西広瀬城は、丘陵の最高所に本丸、一段下がって二の丸を設け、山腹には腰曲輪が配置され、西側の丘陵とは堀切で遮断され、西側から本丸の斜面は結構な高さがある。立派な城石碑と案内板が設置され、箱堀状の堀切以外はブッシュと竹藪に覆われているが、本丸西側の土塁や曲輪群などの遺構は良く残っている。 


歴     史
 西広瀬城は、天文年間に織田氏が家臣佐久間氏に命じ、矢作川を挟んで対岸にある三宅氏の居城東広瀬城と対抗するために築かせた織田領の東端を守る境目の城である。その他の歴史について詳細は不明。


お城へのアクセス
鉄 道: 愛知環状鉄道四郷駅〜バス/西広瀬
 車 : 東海環状道豊田勘八IC〜国道153号線〜県道355号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
織田領の東端を守る境目のお城。

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