大隅 日輪城


お城のデータ
所在地 鹿児島県曽於市大隅町恒吉字長江
遺 構 土塁、空堀
形 式 山城 築城者: 恒吉大膳亮 築城年代: 鎌倉時代


見 ど こ ろ
 日輪城(恒吉城)は、長江川沿いの丘陵上に築かれ、現在の 大隅町役場恒吉支所の裏山が城跡だ。 支所内のグランドの隅に案内板が建てたれている。

 日輪城は、本丸を中心に4つの曲輪が配置された縄張りで、空堀と土塁も残っている。恒吉支所一帯が恒吉麓が置かれたところで、町道沿いの石垣が昔の風情を忍ばせてくれる。


歴     史
 日輪城は、鎌倉時代に恒吉大膳亮によって築かれたと云われているが定かではない。日輪(恒吉)城は応永年間に山田忠道が領し、その後島津氏、肝付氏の所領となり天正4年からは北郷時久が城主となった。

 文禄4年伊集院忠棟が都城城主となると日輪城は伊集院領となった。慶長4年、庄内の乱では都城城主伊集院忠真の一族伊集院惣右衛門が守備した。乱終結後、恒吉は島津宗家領となり恒吉麓がおかれ寺山久兼が地頭となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR日豊本線都城駅〜バス/恒吉
 車 : 東九州道末吉財部IC〜国道10号線〜県道487号線
駐車場: 大隅町恒吉支所の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
城山の麓には今も小さな城下町が残っているお城。

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