三河 野場西城


お城のデータ
所在地 愛知県額田郡幸田町野場字城
遺 構 土塁
形 式 平城 築城者: 大須賀氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 野場西城は、梅ノ木川北岸のちょっと高台になった地形で、現在は宅地となっているの小字城(地名)一帯に築かれていた。ちょっと見つけづらいが、集落内の民家脇に土塁が残り、そこに案内板と石碑が建てられている。この民家の西側裏手にも土塁と空堀跡が残っているが、防犯のための樹木が植えられ、写真写りが悪いのが残念だった。


歴     史
 野場西城は、室町時代に大須賀氏によって築かれた。永禄6年の三河一向一揆には夏目吉信・大津半右衛門・乙部八衛門等が野場西城に拠るが、松平伊忠に攻められ落城して以後廃城となった。

 尚、大須賀胤高は永禄年間に家康に仕え、家康から片諱を貰い康高と名を改め、高天神城攻略などの数々の戦功をあげ、天正10年に遠江横須賀城主となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線幸田駅〜徒歩約30分
 車 : 東名岡崎IC〜県道26号線〜国道248号線〜国道23号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
高天神城攻略などの戦功抜群であった家康の家臣大須賀康高の居城。

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