河内 野崎城


お城のデータ
所在地 大阪府大東市野崎2丁目
遺 構 曲輪、堀切
形 式 山城 築城者: 畠山氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
( 主郭の城石碑 )
 野崎城は、『野崎まいり』で有名な野崎観音慈眼寺の裏山に築かれている。 寺の本堂左手から飯盛山へのハイキング道が整備されていて、登ること5分ほどで最初の曲輪に着く。現在は、どの曲輪も綺麗に整備され東屋などの施設が建てられていた。

 城の縄張りは、この裏山山頂に置かれた主郭を中心に遊歩道に沿って三段の曲輪があり、更に北西部と南西部の尾根筋にそれぞれ出曲輪が設けられている。また、主郭背後の尾根は堀切で設けられていた。 


歴     史
( 石塔九重層塔のある曲輪 )
 野崎城は、室町時代に畠山氏によって築かれたと考えられている。野崎城に関する文献資料は少なく、河内守護畠山氏の内紛の時に、畠山義豊が畠山尚順を野崎城に攻めたとあるところから、畠山氏築城と云われている。

 資料が無いので推測の域を出ないが、野崎城背後に築かれた飯盛山城への西麓からの登城道を守る重要な支城として機能していたと考えられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR学研都市線野崎駅〜徒歩約10分
 車 : 近畿道門真IC〜国道163号線〜国道170号線
駐車場: 慈願寺(野崎観音)参拝者用の有料駐車場を利用


ひとくち MEMO
『野崎まいり』で有名な野崎観音慈眼寺の裏山に築かれたお城。

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