常陸 小野崎城


お城のデータ
所在地 茨城県常陸太田市瑞龍町小野崎
遺 構 曲輪
形 式 居館 築城者: 藤原通盛 築城年代: 久安年間


見 ど こ ろ
( 瑞竜中学校グランド )
 小野崎城は、里川右岸に沿って国見山から派生する丘陵先端部を利用して築かれている。現在の常陸太田市立瑞竜中学校敷地となっている一帯が城域であった。

 中学校建設に伴い城の遺構は消滅してしまったが、その時の発掘調査から単郭方形の居館形式の城であったと考えられている。中学校の校門を入った右手に案内板と立派な城石碑が建てられていた。


歴     史
 小野崎城は、久安年間に藤原通盛によって築かれた。通盛は、太田城を築いた藤原通延の孫で小野崎氏を称した。小野崎氏は、通盛の子通長が佐竹昌義に臣従して佐竹氏の宿老となった。貞和2年に10代通胤が所領替えに櫛形城へと移り小野崎城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR水郡線常陸太田駅〜バス/瑞龍中学校前
 車 : 常磐道日立南太田IC〜国道293号線〜国道349号線
駐車場: 瑞龍中学校の来客用駐車場を利用


ひとくち MEMO
佐竹氏の宿老となった小野崎氏の居城。

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