下総 山王山城


お城のデータ
所在地 茨城県猿島郡五霞町山王山
遺 構 曲輪、土塁、横堀
形 式 平城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 東昌寺の楼門 )
 山王山城は、現在の東昌寺境内とその周辺に築かれていた。現状では何処まで城域だったのか、どんな縄張りであったのかは知る由もないが、東昌寺境内には城郭遺構を確認することができる。

 寺の境内は、ほぼ100m四方となっていて有力な豪族の居館形式の縄張りを彷彿させる。寺の楼門前には土塁と堀跡と思われる窪地も確認でき、更に境内の北側には土塁と堀の遺構がある。ただ、境内裏手まで立ち入ることも適わず、南側の墓地から見ただけであったが、藪化していたが土塁と堀の遺構を確認することができた。


歴     史
 山王山城は、築城年代や築城者については定かでないが、永禄12年に北条氏照が関宿城の梁田晴助を攻めた際には山王山城を城攻めの拠点としている。


お城へのアクセス
鉄 道: 東武鉄道日光線南栗橋駅〜バス/芝田クリニック前
 車 : 圏央道五霞IC〜県道268号線
駐車場: 東昌寺の参拝者用無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
関宿合戦で北条氏照が陣を構えたお城。

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