三河 重原陣屋


お城のデータ
所在地 愛知県刈谷市下重原町5丁目
遺 構 移築現存門、石碑
形 式 陣屋 築城者: 板倉勝長 築城年代: 寛政2年


見 ど こ ろ
 福島藩の采地陣屋である重原陣屋は、刈谷駅近くのJA愛知中央重原支店のある場所にあった。

 陣屋の遺構は、JAの敷地内には何一つ残されていないが、JAのすぐ近所にある浄福寺の前に「重原陣屋の跡」の石碑がある。

 この碑とならんで「従是東福島領」の碑が建てられている。この碑は、もともと知立市に建てられていたものをこの地に移設したものだ。陣屋の建物の遺構として、願行寺の山門として門が移築され現存している。


歴     史
 寛政2年、刈谷城主土井利制の時に「寛政の一揆」が起き、その処分として刈谷藩は、幕府から村替えの受け重原村など18ヶ村が陸奥福島領(板倉氏)となった。

 福島板倉氏は、この地に采地陣屋(JA重原支店の所)を構えて、三河の領地を治めて明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線刈谷駅〜徒歩約10分
 車 : 名古屋高速3号線〜国道23号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
石碑だけが近くのお寺の境内に残っていた陣屋。
  • 重原陣屋門の移築先
    願行寺 愛知県刈谷市半城土町

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