下総 小堤城


お城のデータ
所在地 茨城県古河市小堤字本田
遺 構 曲輪、土塁、堀
形 式 平城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 円満寺北側の土塁 )
 小堤城は、現在の円満寺境内となっている一帯に築かれていた。境内の西側から北側へとL字形に堀と土塁の遺構が残っている。

 資料に拠れば、昭和40年頃まで寺の西側にも長方形に堀が残っていたとあり、現在残る遺構から城の縄張りや規模を推定するしかないが、堀と土塁が囲繞する約100m四方の方形の居館形式の主郭を中心に、南北に長い曲輪が輪郭式に配置された縄張りであったようだ。


歴     史
( 円満寺西側の土塁 )
 小堤城は、築城年代や築城者については定かでないが、享徳4年に足利成氏が鎌倉から古河公方館古河城へと拠点を移した際に、付き従って古河へと移った諏訪氏が在城したと云われている。

 天文23年には古河公方の家臣野田氏が小堤の地を知行地としており、小田氏との争いの中で境目の城として整備されたと考えられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東北本線古河駅〜バス/小堤
 車 : 圏央道五霞IC〜国道4号線〜国道125号線
駐車場: 円満寺の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
古河公方の家臣諏訪氏が在城していた云われているお城。

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