下野 箕輪城


お城のデータ
所在地 栃木県下野市箕輪字舘ノ山
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 平城 築城者: 壬生胤業 築城年代: 寛正3年


見 ど こ ろ
 箕輪城は、姿川西岸の河岸段丘を利用して築かれた城で、姿川に沿って南北に細長い地形を空堀で区切って曲輪を配置した縄張りとなっていた。

 現在、主郭には鷲神社の小さな社が建てられているが、この主郭を取り囲むように土塁が良く残っており、北側と南側には空堀も残っている。南の曲輪は、現在畑地と養豚場となっていたが、その南側にも土塁と空堀が残っていた。


歴     史
箕輪城は、寛正3年に壬生胤業によって築かれたと伝えられている。胤業は同年に本城壬生城も築き、支城として箕輪城を築城したとされているが、箕輪築城説には疑問があり、小山氏によって築かれたとの説もある。

 戦国時代は、小山氏の支城であったと考えられるが、廃城時期等の詳細なことは定かではない。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東北本線自治医大前駅〜徒歩約20分
 車 : 北関東道壬生IC〜県道71号線〜国道4号線〜県道183号線〜市道
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
神社境内を取り巻くように土塁と空堀が残るお城。
  • 箕輪城への道しるべ
    下野市役所(旧国分寺町役場)南側の県道を西に向かって1kmほど進むと宮前橋を渡り、直ぐ右折して北進すると(右手に蔓巻公園)養老ホームまほろばの里に至る。養老ホーム北側にある雑木林一帯が箕輪城。登城口は、姿川に架かるみのわ橋を渡った所に道標があり、ここを左折して道の突き当たりが登城口。

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