三河 新城陣屋


お城のデータ
所在地 愛知県新城市新城字西入船
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 陣屋 築城者: 菅沼定実 築城年代: 慶安元年


見 ど こ ろ
 新城陣屋は、新城城の廃城後に本丸を陣屋として再築さてた。本丸を囲む三方の堀、二ヶ所に虎口を設け、更に東側に「新堀」と桝形虎口が設けられた縄張りとなっていた。旧城の曲輪の周囲は竹藪として城外と区分しており、陣屋と云えど廃城となった城をそのまま踏襲していると云えようか。


歴     史
 新城陣屋は、慶安元年に菅沼定実によって築かれた。定実は、正保4年に長兄丹波亀山城主定昭が嗣子なく断絶となると、その名跡を継承して新城1万石を与えられたが、弟定賞に3千石を分知(石田陣屋)し、自ら7千石を領して交代旗本として代々この地を領し、8代盈志の時に明治を迎えた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線新城駅〜徒歩約10分
 車 : 新東名新城IC〜国道151号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
祖父菅沼定盈の功績により名跡を継承した交代旗本の陣屋。

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