越前 新善光寺城


お城のデータ
所在地 福井県越前市京町2丁目
遺 構 土塁
形 式 平城 築城者: 斯波高経 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 新善光寺城は、現在は正覚寺境内となっている。東西90間×南北76間の方形居館形式で土塁と堀が囲繞した縄張りであったとか。

 寺の本堂裏手には土塁が残り、土塁の上には案内板が設置されていた。また、寺の山門は、府中城の城門を移築した物で、門脇に新善光寺城の石碑が建てられている。


歴     史
 新善光寺城は、南北朝時代に越前守護斯波高経によって築かれた。延元3年、金ヶ崎城から杣山城へ逃れていた南朝方新田義貞は、勢力を盛り返し北朝方斯波氏と日野川で合戦、斯波高経は敗走して新善光寺城も落城した。

 その後、新田義貞の戦死後南朝方の勢力は衰え、新田(脇屋)義助は美濃へと敗走し、貞治5年には廃城となり城跡に正覚寺が建立された。


お城へのアクセス
鉄 道: JR北陸本線武生駅〜バス/善光寺通り
 車 : 北陸道武生IC〜国道8号線〜県道19号線〜国道365号線
駐車場: 正覚寺の参拝者用の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
越前守護斯波氏が南朝方に備えて築いたお城。

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