美濃 白樫城


お城のデータ
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町白樫字大谷
遺 構 なし。
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 白樫城は、白樫地区の西に小あるの山の尾根のひとつにあったが、残念ながら、350年前の台風の時に土砂崩れで尾根と共に崩壊してしまったとか。

 白樫城は、春日の局が生まれた城と云われ、NHK大河ドラマ「春日の局」が放送された時、白樫城の看板が建てられてが、ここは城があった場所からかなり下で、本来の城跡ではない。白樫城の麓には、南北朝期に京から難を逃れた後光巌天皇(北朝)の小島頓宮跡があった。


歴     史
( 現地案内板より )
 土岐氏の重臣斎藤利安によって築かれたと云われているが、築城年代・築城者も定かではない。

 斎藤利安は、美濃守護土岐政房・政頼の2代に仕えた老職であった。利安は、白樫城から後に文殊城、稲葉山麓長井洞へと移ったが、享禄3年に斎藤道三によって暗殺されたと云われている。

 白樫城には、稲葉良通(一鉄)の重臣斎藤利三が居城したが、織田信長が美濃を支配した頃には既に廃城となったと云われている。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄揖斐線本揖斐〜バス/白樫口
 車 : 名神高速大垣IC〜国道417号線〜町道
駐車場: 白樫地区公民館の駐車場を利用。


ひとくち MEMO
春日局、生誕の城と伝えられているお城。

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