三河 菅沼城


お城のデータ
所在地 愛知県新城市作手菅沼字経蔵
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 丘城 築城者: 菅沼定直 築城年代: 正長元年


見 ど こ ろ
 菅沼城は、作手菅沼地区にある津島神社・常法寺が目印、津島神社のある丘陵から半島状に南に着きだした丘陵頂上部に築かれている。城跡は、現在は畑地と墓地となっているが、墓地入口から墓地の東側にかけて土塁と横堀が残っている。 尚、常法寺は菅沼定直が建立したとか。


歴     史
 菅沼城は、正長元年に菅沼定直によって築かれた。菅沼氏は、自出には諸説があるが、土岐頼康の曽孫定直が三河国額田郡菅沼郷へ移り住み菅沼氏を称した。

 菅沼氏は、東三河に勢力を張り、山家三方衆(作手奥平、田峯菅沼、長篠菅沼)にも名を連ねている。一族の野田城主菅沼定盈の家系は江戸時代には大名に列している。


お城へのアクセス
鉄 道: 新東名高速新城IC〜国道151号線〜国道301号線〜県道35号線
 車 : JR飯田線新城駅〜バス/作手高里〜バス/菅沼
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
山家三人衆の菅沼氏発祥の地にある初期の本城。

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