信濃 霞 城


お城のデータ
所在地 長野県諏訪郡下諏訪町山王台
遺 構 なし
形 式 居館 築城者: 金刺氏 築城年代: 平安末期


見 ど こ ろ
( 諏訪大社下社 )
 霞城は、諏訪大社下社大祝金刺氏の居館として秋宮・八幡宮の南側にある高台に築かれた。現在の、下社駐車場の場所が城跡(居館跡)とされ、八幡宮から端を渡った所に霞城の案内板が立てられている。八幡宮と駐車場の間の切通は、堀切を利用したものかと期待したが、これは後世のものであるとか。

 霞城は、下社秋宮と一体のものと考えられ、金刺氏はいくら武士化したと云えど、居館としての防衛力に乏しく、桜城や後の上の城・下の城・山吹城など戦国時代まで戦闘の拠点を築いている。


歴     史
 霞城は、平安末期から鎌倉時代初期に諏訪大社下社の大祝金刺氏のよって築かれた。源平の合戦では、木曽義仲に従って出陣した金刺(手塚)光盛が平家方の斎藤実盛を討ち取ったことで知られている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR中央本線下諏訪駅〜徒歩約10分
 車 : 長野道岡谷IC〜国道142号線
駐車場: 諏訪大社下社の参拝者用無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
諏訪大社下社大祝金刺氏の居館

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