甲斐 武田信重館


お城のデータ
所在地 山梨県笛吹市石和町小石和
遺 構 なし
形 式 居館 築城者: 武田氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 室町時代に三代に渡って甲斐守護武田氏の守護所であった武田信重館は、信重自刃後に15代信守によって居館跡に成就院が建立された。現在も成就院境内となっているが、土塁や堀などの居館の遺構は何も残っていない。尚、境内には武田信重の墓がある。


歴     史
 武田信重館は、室町時代に武田氏によって築かれた。この館は、応永25年に武田信元(満春)が守護に補され入国して以後、信元・伊豆千代丸(信元の甥武田信長の子)・信重と三代の守護所となった。 

 14代武田信重は、父信満が応永24年に上杉禅秀の乱で敗死した後、出家・還俗・流浪したが永享10年に甲斐守護職に任じられ入国する。宝徳2年に黒坂太郎の討伐中に小山城主穴山伊豆守に攻められ自刃した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR中央本線甲府駅〜バス/小石和
 車 : 甲府南IC〜国道140号線〜県道22号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
「流浪の守護」と呼ばれた14代武田信重の居館。

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