三河 竹広陣屋


お城のデータ
所在地 愛知県新城市竹広字横手
遺 構 曲輪、移築門
形 式 陣屋 築城者: 設楽貞喬 築城年代: 寛政元年


見 ど こ ろ
 竹広陣屋は、設楽陣屋とも呼ばれ、連吾川左岸の河岸段丘端を利用して築かれている。川に面した西側が切り岸となっていた。

 資料によれば南と西側に土塁が残るとあったが民家敷地のため確認は出来なかった。また、陣屋の長屋門が移築されて残っている。


歴     史
 竹広陣屋は、寛政元年に設楽貞喬によって築かれた。設楽氏は、岩広城を本拠に勢力を誇った国人で、岩戦国時代は徳川家康に従っていた。旗本初代貞信が1,400石(内三河竹広で700石)を領し、7代貞喬が采地陣屋を設け、宝暦年間以降瀧川氏が代々代官を務めて明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線三河本郷駅〜徒歩約10分
 車 : 新東名新城IC〜国道151号線〜県道439号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
家康に従った貞信系の旗本設楽氏の采地陣屋。
  • 竹広陣屋門の移築先
    滝川氏住宅 愛知県新城市出沢

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