大和 龍田城


お城のデータ
所在地 奈良県生駒郡斑鳩町龍田南5丁目
遺 構 水堀
形 式 平城 築城者: 龍田氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
( 小 泉 陣 屋 )
 全山、桜でピンクに染まった三室山(小高い丘)、その麓を流れる龍田川の両岸も桜並木が続いている。ここは大和の桜の名所の一つ。三室山の対岸、北東方向に木立覆われた白山神社がある。この神社の裏に「コ字型」のため池がある。この池こそ龍田城外堀だ。堀の内側は、完全に住宅地となり遺構一つ残ってない。唯一、この堀が城の遺構といえる。


歴     史
 龍田城は、室町時代に一乗院方衆徒龍田氏に築かれ、天正年間までこの居城した。慶長6年、片桐且元が摂津茨木より28,000石で入封して、龍田城跡に新たに近世城郭の基本を取り入れた陣屋を築いた。その後、元和元年には加増され4万石を領した。しかし、元禄7年に片桐氏は断絶し陣屋も廃された。尚、且元の弟片桐貞隆は、龍田の隣り大和小泉16,000石を領して明治まで続いた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR関西線王寺駅〜バス/竜田警察前
 車 : 西名阪道柏原IC〜国道25号線/三室〜町道
駐車場: なし


ひとくち MEMO
ため池となってしまった水堀でお城のイメージを・・・。

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