伊賀 千賀地氏城


お城のデータ
所在地 三重県伊賀市予野字上出
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 丘城 築城者: 千賀地保長 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 千賀地氏城は、東西に丘陵が迫る千賀地谷(近地谷)の中にある予野地区の西側の丘陵には土豪の城が三城 (木原氏城浅井氏城・千賀地氏城)あり、千賀地氏城が地区の公園として整備されていて一番遺構が見やすい城だ。 

 南を除く三方に土塁が築かれ、更に北側の丘陵を堀切で切り離した縄張りとなっている。主郭内には、服部半蔵と上野城代となった藤堂采女誕生の石碑が建てられていた。


歴     史
 千賀地氏城は、室町時代後期に千賀地(服部)保長によって築かれた。服部保長は、足利氏に仕えていたが故あってこの地に移り、地名から千賀地氏を名乗った。保長の子服部半蔵正成は徳川家康に仕え、天正10年の本能寺の変に際しては家康を助け無事岡崎へと送り届けた。半三は後に与力150騎・伊賀同心300人を支配した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR関西本線伊賀上野駅、近鉄伊賀線上野市駅〜バス/上出
 車 : 名阪国道治田IC〜県道687号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
服部半蔵の生まれたお城。

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