筑後 海津城


お城のデータ
所在地 福岡県久留米市安武町大島
遺 構 なし。
形 式 平城 築城者: 安武鑑政 築城年代: 永正5年


見 ど こ ろ
 海津城は、安武小学校西側にある武島地区西側に広がる水田、ここに築かれていた。圃場整理もあったのだろう、城の廻りにあった堀も埋められ、農道脇に立派な石碑が建っているだけで、城の遺構は何も残っていない。


歴     史
 海津城は、永正5年に安武鑑政によって築かれた。安武氏は、鑑政−鎮政−政勝と続き、大友氏に従い永禄7年の下田城主堤貞元を攻めにも参陣している。天正4年、3代政勝の時、横岳頼次を将とする龍造寺勢により攻められ落城した。安武氏滅亡後は、龍造寺隆信は安武城に横岳頼次を城主とした。

 天正15年、秀吉の九州平定後柳川城主立花宗茂の所領となり家臣立花三右衛門が守将となったが、その後慶長年間には廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR鹿児島本線久留米駅〜バス/安武小学校前
 車 : 九州道久留米IC〜国道264号線〜県道47号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
水田の片隅に立派な石碑が・・・、でも遺構は消滅。

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