遠江 飯田古城


お城のデータ
所在地 静岡県周智郡森町飯田
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 居館 築城者: 山内氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 飯田古城は、飯田城の北側にある崇信寺境内となっている一帯に築かれていた。寺の山門脇から本堂西側の墓地にかけて分厚い土塁が残っている。

 また、寺の東側から北の金比羅宮社のある辺りまでの尾根筋には堀切の遺構が残っている。(茶畑となっている部分も多く、ここまで探索せず未確認)これらの尾根筋の遺構は、徳川・武田氏の攻防戦が行われた戦国時代に築かれた遺構とも考えられているとか。


歴     史
 飯田古城は、室町時代に山内氏によって築かれた。応永8年に山内道美が古城地を寄進して崇信寺を創建していること、更にそれ以前に嘉暦年間に山内道光と山内道俊が飯田荘下郷にて田地を領していることが文書にあり、その頃には山内氏による飯田古城が築かれていたと考えられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線袋井駅〜バス/飯田
 車 : 新東名遠州森町SIC〜県道40号線〜県道58号線
駐車場: 崇信寺の参拝者用無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
i飯田荘を領した山内氏の居館。

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