遠江 富田城

お城のデータ
所在地：	静岡県菊川市富田
遺　構：	曲輪、土塁、堀切
形　式：	山城	築城者：	不明	築城年代：	不明

見　ど　こ　ろ

富田城は、菊川右岸の菊川カントリークラブとなっている丘陵の一角に築かれていて、北に富田川、東から南へと菊川が流れて自然の堀とした城だ。ゴルフ場のクラブハウスへと通じる道路の途中からゴルフ場を迂回するように城跡まで車道が通じている。（道標あり） 　富田城は、丘陵の最高所に主郭を置き、堀切を隔てて南側に二の曲輪を配した縄張りとなっている。主郭は茶畑となっていて、周囲にあった土塁の一部が僅かに残っていた。二の曲輪は方形のしていて一段高い所に弘法堂が建てられ、脇に富田城の標柱が立てられていた。

歴　　　　　史

富田城は、築城年代や築城者については定かではないが、小笠原氏の末裔で堀内正行の孫正親が居城したとの伝承がある。また、戦国時代の天正3年に武田氏の諏訪原城に対して徳川家康によって築かれ、家臣落合九郎右衛門が守将となったとする説もある。

お城へのアクセス
鉄　道：	ＪＲ東海道本線菊川駅〜バス／富田
車　：	東名菊川ＩＣ〜県道79号線
駐車場：	なし

ひとくち ＭＥＭＯ

ゴルフ場に隣接する茶畑が城の主郭なのだが・・・。

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