豊前 豊津陣屋


お城のデータ
所在地 福岡県京都郡みやこ町豊津
遺 構 藩校正門
形 式 陣屋 築城者: 小笠原忠忱 築城年代: 明治2年


見 ど こ ろ
 豊津陣屋は、現在のみやこ町豊津支所から小笠原神社境内までの一帯に築かれていた。

 陣屋大手は小笠原神社一の鳥居付近に置かれ、グランドから神社境内辺りまでが政庁・御殿が建てられていた。陣屋の遺構は何も残っていないが、藩校があった育徳高校敷地には藩校の正門「黒門」が残っている。


歴     史
 豊津陣屋は、明治2年に小笠原忠忱によって築かれた。 慶応2年に第二次長州征伐で長州藩に敗北した小笠原氏は、小倉城を自焼して田川郡香春(香春陣屋)へと移した。

 小笠原忠忱は、慶応3年に小倉城をはじめ企救郡の召し上げとなり、新たに京都郡錦原(現在のみやこ町豊津)の地に陣屋を築くこととなり、明治3年に築かれた。しかし、翌年には廃藩置県により陣屋は廃された。


お城へのアクセス
鉄 道: 平成筑豊鉄道田川線新豊津駅〜バス/豊津支所
 車 : 東九州道みやこ豊津IC〜県道243号線〜県道496号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
小倉藩小笠原氏が長州征伐後に移った陣屋。

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