羽後 松山城


お城のデータ
所在地 山形県酒田市新屋敷
遺 構 現存門、曲輪、堀
形 式 平城 築城者: 酒井忠休 築城年代: 天明元年


見 ど こ ろ
 松山城は、歴史公園として整備され、酒田の大富豪本間重利が寄進した大手門(櫓門)が残っている。この大手門、2万石の小藩には不釣り合いなほど大きく壮麗な門だ。出羽松山城は、本丸を中心に輪郭式に二の丸、梯郭式に三の丸が配置され、今も大手門以外に二の丸の堀と武家屋敷などが残っている。  


歴     史
 松山城は、天明元年に酒井忠休によって築かれた。正保4年、出羽庄内藩主酒井忠当の弟忠恒は、兄より2万石を分地され松山の地に居を構えた。3代忠休は、安政8年西の丸若年寄となり5,000石を加増され格式も城主となった。これに伴い、天明元年から築城工事を始め7年の歳月をかけて完成した。松山酒井氏は、その後4代続き明治を迎え、明治2年に松嶺と改称した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR羽越本線余目酒田駅〜タクシー約10分
 車 : 山形道酒田IC〜国道47号線〜県道362号線
駐車場: 松山歴史公園の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
酒田の大富豪本間氏が寄進した大手門が残るお城。

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