播磨 魚住城


お城のデータ
所在地 兵庫県明石市大久保町西島
遺 構 なし
形 式 丘城 築城者: 魚住長範 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 魚住城は、魚住泊(現在の江井ヶ島港)を見下ろす高台に築かれている。三木合戦では兵糧を運ぶ毛利水軍の船が播磨灘に浮かぶ姿をこの城から一望できたのだろう。現在は、西島地区のゲートボール場北側の住宅地内にある児童公園に城の案内板が立てられいるだけだが、発掘調査では堀跡が確認されたとか。


歴     史
 魚住城は、南北朝時代に魚住長範によって築かれた。魚住氏は、赤松氏の一族で住吉神社領魚住荘を代々領していた。戦国時代の天正6年、魚住頼治は三木合戦では別所氏に与し、毛利氏による三木城へ兵糧を運び入れる拠点として西島の丘に新城を築いたが、天正8年に三木城落城と共に魚住城も廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 山陽電鉄本線西江井ヶ島駅〜徒歩約10分
 車 : 第二神明道路大久保IC〜県道148号線〜県道718号線
駐車場: なし(近くのゲートボール場に駐車スペースあり)


ひとくち MEMO
三木合戦で毛利方の兵糧支援の拠点となったお城。

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