甲斐 若神子北城


お城のデータ
所在地 山梨県北杜市須玉町若神子
遺 構 曲輪、土塁
形 式 山城 築城者: 北条氏直 築城年代: 天正10年


見 ど こ ろ
( 北の虎口付近の土塁 )
 若神子北城は、佐久往還沿いにある正覚寺の西側にある丘陵の先端部を利用して築かれている。城跡の北側がテニスクラブがあり、その南端のグランド脇から城跡まで林道が通じている。(軽トラしか通行できない)

 城の縄張りは、先端部から単郭で丘陵部を削平した単純なもので、この縄張りを見る限り大軍が陣を張った陣城であったことが良くわかる。曲輪の北側からン氏側にかけて土塁がよく残り、更に先端部にも土塁が残っていた。


歴     史
 若神子北城は、天正10年の武田氏滅亡後の天正壬午の乱で若神子城に陣を張った北条氏によって陣城として築城された。城の削平地の広さから北条氏の本陣とも考えられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR中央本線日野春駅〜バス/正覚寺入口
 車 : 中央道須玉IC〜国道141号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
北条氏が若神子城一帯に陣を張った時に修築した陣城?

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