下野 八木岡城


お城のデータ
所在地 栃木県真岡市八木岡字東館
遺 構 曲輪、土塁、堀
形 式 平城 築城者: 八木岡高房 築城年代: 永仁年間


見 ど こ ろ
 八木岡城は、五行川右岸に面し水田・畑地に囲まれるようにある小高い丘に築かれている。丁度、真岡市水処理センター北側にある丘と東側の水田・畑地一帯が城跡。

 圃場整備に伴い城の遺構の多くは消滅しているようで、現在は城の西側部分に当たる土塁と横堀が残っている。本来は、東西約150m×南北約100mの方形居館形式の縄張りを持つ城であったようだ。


歴     史
 八木岡城は、永仁年間に八木岡高房によって築かれた。高房は、芳賀高俊の二男で八木岡の地を領して八木岡姓を称した。南北朝時代、八木岡氏は北朝に与したため、八木岡城は暦応2年に南朝方の春日顕国によって攻め落とされた。

 天文14年、八木岡貞家は宇都宮尚綱の命で武田信隆・中村時長と中村城奪還の為、下総久下田城の水谷正村を攻めたが、水谷勢に敗れ貞家は討死した。貞家の子貞勝はその後水谷氏に所領を奪われ八木岡城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 真岡鉄道寺内駅〜徒歩約15分
 車 : 北関東道真岡IC〜国道408号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
芳賀氏の一族八木岡氏の居城。

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