駿河 八幡山砦


お城のデータ
所在地 静岡県藤枝市八幡
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 主郭西側の土塁 )
 八幡山城は、田中城の真北、葉梨川北側にある小高い独立丘を利用して築かれている。

 砦の縄張りは、山頂部に主郭を置き、南に二段、北にも二段の曲輪がそれぞれの尾根筋を削平して築かれ、主郭東の尾根筋には堀切が設けられていた。主郭には現在青山八幡宮の社殿が建てられ、社殿の北から西にかけて低いが土塁の遺構があり、一段下の曲輪には虎口の遺構を見ることができる。


歴     史
 八幡山砦は、築城年代や築城者については定かではないが、朝日山城の出城として築かれたと云われている。天正7年に、徳川家康が西駿河へと侵攻して田中城を攻めた際の砦とも考えられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線藤枝駅〜バス/八幡宮
 車 : 東名焼津IC〜県道81号線〜県道381号線
駐車場: 青山八幡宮の参拝者用無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
田中城の攻城戦にも利用されたと考えられている砦。

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