常陸 八百岐館


お城のデータ
所在地 茨城県常陸太田市瑞龍町北屋敷前
遺 構 曲輪
形 式 居館 築城者: 小野崎通房 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 八百岐館は、里川右岸に南北に細長く伸びる台地の西端部を利用して築かれている。館は複郭式の縄張りであったと考えられ、主郭部は東西約50m×南北約60mの方形居館で現在は竹藪となっている。主郭の北から東側の畑地・住宅地となっている一帯が二の曲輪であったとされている。


歴     史
 八百岐館は、南北朝時代に小野崎通房によって築かれた。4代通茂が延徳元年に芦名・伊達・白河・結城連合軍の侵攻を防いだ久慈郡深来の戦いで討死した。この戦功により5代通老が佐竹氏より石神・河合に所領を与えられて石神城を居城とし、八百岐館は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR水郡線常陸太田駅〜バス/瑞龍十文字
 車 : 常磐道日立南太田IC〜国道293号線〜国道349号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
小野崎氏庶流の石神小野崎家発祥の居館。

茨城県のお城
一覧表へ
トップページへ

関東のお城
茨城県栃木県群馬県千葉県埼玉県東京都神奈川県