播磨 安志陣屋


お城のデータ
所在地 兵庫県姫路市安富町安志
遺 構 移築門
形 式 陣屋 築城者: 小笠原長興 築城年代: 享保2年


見 ど こ ろ
 安志陣屋跡は、安富中学校の敷地となっていて陣屋の遺構は何も残っていない。中学校のグランド脇に「安志陣屋跡」の石碑が建てられていて、この石碑によってここが陣屋跡だとやっと確認出来るだけだ。安富町役場近くにある真光寺に陣屋表門が山門として移築され現存している。


歴     史
 安志小笠原家は、小笠原秀政の嫡男忠脩に始まる。大坂の陣で忠脩が討死にした時、長次が幼少のため本家は小笠原忠真(豊前小倉)が継ぎ、長次は分家扱いとなった。長次は、播磨龍野豊前中津城主となり8万石を領し、その後五代続いたが世継ぎ無く改易となった。享保2年に小笠原長興に安志1万石を与えられ家名存続を許された。長興が安志に陣屋を構えて以後、七代続いて明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陽本線姫路駅〜バス/安志東口
 車 : 中国道山崎IC〜国道29号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
中学校のグランドの片隅に石碑がここに陣屋があったことを物語っている。
  • 安志陣屋門の移築先
    真光寺 兵庫県姫路市安志町長野

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