三河 飯盛山城


お城のデータ
所在地 愛知県豊田市飯盛町
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 足助重長 築城年代: 治承年間


見 ど こ ろ
 紅葉の名所、香嵐渓。香積寺は、飯盛山城の居館跡に建てられていて、 周囲を土塁で囲まれている。

 飯盛山の登り口に城址の石碑があり、ここから約20分で飯盛山山頂まで登る。頂上の主郭部は3段の曲輪から構成されている。他に大小る曲輪群が配置されていて、やっぱり足助鈴木氏の本城だと一人納得する。

 この飯盛山城を本城に、真弓山城(足助城)・臼木ヶ峯城、大観音城城山城成瀬城、黍生(きびゅう)城と6支城が築かれ、これらの城を足助七城という。


歴     史
 飯盛山城は、足助重長によって治承年間に築かれ、以後足助氏代々の居城となった。足助氏の中では、特に建武の中興前夜、後醍醐天皇に従い笠置山に籠もった足助重範が知られている。

 足助氏没落後、鈴木氏がこの地を支配し、飯盛山城と足助城を併用して本城とした。足助鈴木氏は、忠親−重政−重直−信重−康重と5代続き、5代康重は徳川家康に従って、天正18年に関東に移り飯盛山城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄三河線西中金〜バス/香嵐渓一の谷口
 車 : 東海環状道豊田松平IC〜県道39号線〜国道153号線
駐車場: 香嵐渓前の有料駐車場を利用


ひとくち MEMO
紅葉の名所、香嵐渓。ここに築かれたお城。

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